施術で使うオイルを自分で作っている、と話すと、多くのお客様が驚かれます。なぜそこまでするのか、と聞かれることもあります。答えは単純で、市販のトリートメントオイルの多くに含まれる合成香料と防腐剤が、施術後のお客様の肌に残ることが気になったからです。このコラムでは、オイルができるまでの工程を順番に説明します。

ハーブの採集と乾燥

使用するカレンデュラの大部分は、神奈川県西部の農園から分けていただいています。農薬不使用で育てられており、収穫のタイミングを判断するために毎年現地へ出向きます。採集後は、スパ裏の乾燥棚で2週間かけて自然乾燥させます。送風機は使いません。急いで乾燥させると揮発性の香り成分が飛んでしまうためです。ヨモギとラベンダーは別の農家から仕入れています。

浸出の工程

乾燥したハーブをガラス瓶に入れ、セサミオイルとホホバオイルを注ぎます。割合はその年のハーブの状態によって微調整しますが、おおむねセサミ7:ホホバ3です。瓶を日当たりの良い場所に置き、毎日1回瓶を回転させながら最低21日間浸出させます。浸出期間が短いと、オイルへの成分移行が不十分になります。

濾過と品質確認

21日以上経過したら、細かい目のステンレスメッシュと綿布で2回濾過します。濾過後のオイルは透明感があり、ハーブの色素がわずかに溶け込んだ淡い黄緑色になります。橘 沙織色を確認し、問題がなければ施術用の容器に移します。1バッチで作れる量は限られており、在庫がなくなった場合は次のバッチが完成するまでお待ちいただくことがあります。

なぜ外部販売しないのか

お持ち帰り用に小分けした50ml瓶は店頭でお求めいただけますが、オンライン販売は行っていません。理由は品質管理です。光と熱に弱いオイルを郵送すると、到着時点での品質が保証できません。また、製造量が少ないため、施術での使用を優先しています。店頭在庫は月によって異なります。

このオイルを使った施術をご体験いただくには、ご予約が必要です。初めての方はアッシュバレー・フルボディからお試しください。ご予約はinfo@paradiseashvalley.comまたはお電話(+81 3-5412-8870)にて。